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投資用不動産の任意売却は可能!6つのステップと4つの注意点を解説

不動産投資

投資用不動産の任意売却は可能!6つのステップと4つの注意点を解説
▼ この記事でわかること
  • 任意売却と競売の違い
  • 手続きの具体的な流れ
  • 任意売却にかかる主な費用一覧
  • 投資用不動産の任意売却「注意点」

「空室が埋まらない」「ローン返済が苦しい」といった投資用不動産のお悩みは、決して珍しくありません。
その際、競売を回避し、再スタートを切るための有効な手段が「任意売却」です。

この記事では、投資用不動産の任意売却について、特徴や流れ、注意点などを詳しく解説していきます。

任意売却と競売はどう違う?
特徴を整理して最適な判断を

不動産のローン返済が困難になった際の選択肢は、大きく分けて「任意売却」と「競売」の2つです。 ご自身の状況にとって最適な決断を下すために、まずは両者の特徴と本質的な違いを整理しましょう。

任意売却:債権者の合意を得て、
市場価格に近い価格で売却

所有者ご自身の意思に基づき、債権者(金融機関など)の合意を得て、一般市場で売却する方法です。
競売よりも高く売れる可能性が高いため、手元に残る残債を大幅に減らしやすいと言えます。

▶ 売却価格がローン残高を下回る「オーバーローン」でも、債権者との交渉により抵当権を抹消してもらい、売却が可能になります。

競売:
裁判所によって強制的に売却される

ローンの滞納が続いた結果、債権者の申し立てにより、裁判所が強制的に不動産を売却する手続きです。
物件情報が裁判所などで公開されて周囲に経済状況を知られるリスクが高いだけでなく、安価で売却されるため、多額のローンが残りやすく、経済的・精神的な負担が大きくなります。

▶ 売却価格が市場価格の「5〜7割程度」まで大幅に下がってしまう傾向があります。

任意売却と競売の比較

価格、期間、そしてプライバシーなどの観点から見ても、任意売却の方がオーナー様のご負担を抑えやすい選択肢であることがわかります。

比較項目 任意売却 競売
売却価格 市場価格に
近い価格
市場価格の
5~7割程度
売却に
かかる時間
3か月~6か月程度 10か月~1年程度
プライバシー
保護
高い
(非公開で進む)
低い
(情報公開あり)
残債務の
返済交渉
可能
(分割払いなど)
差し押さえや
自己破産のリスク
引越し時期・
費用交渉
可能
(買主と調整)
強制的な立ち退き
所有者の意思 反映されやすい 反映されない

競売にかけられてしまうと、条件を交渉できなくなります。重要なのは、競売に移行してしまう前に、早く任意売却に向けて動き出すことです。

状況が悪化する前に、まずは一度専門家へご相談いただくことをおすすめします。

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投資用不動産のローン返済が
難しくなる主な理由

投資用不動産を取り巻く環境は日々変化しており、運用を続ける中で予期せぬ課題に直面することは珍しくありません。
実際に、以下のような外部環境の変化や突発的な出費をきっかけに、任意売却を検討されるケースが多くあります。

  • 空室の長期化・家賃の下落
  • 修繕積立金・管理費の増大
  • 金利上昇による返済額の増加
  • 入居者による家賃の滞納

毎月の赤字を自己資金でカバーし続けるのは、経済的にも精神的にも負担が大きくなってしまいます。

「毎月の返済が厳しいかも」と感じた際は、まずは現状を整理するために、お気軽にご相談ください。一緒に解決の糸口を探していきましょう。

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【6ステップ】投資用不動産
を任意売却する流れ

任意売却は専門的な知識や複雑な交渉が伴うため、手続きを進めるうえで不安を感じる方も多いかと思います。
しかし、適切な手順を踏めば、競売を回避して新しいスタートを切るための有効な手段となります。

任意売却の手続きは、以下の6ステップで進みます。

  • ステップ1:現状把握
  • ステップ2:不動産会社と共に方針を決定する
  • ステップ3:債権者との交渉
  • ステップ4:媒介契約の締結と売却活動の開始
  • ステップ5:購入希望者との売買契約
  • ステップ6:決済・不動産の引き渡し

ここからは、各ステップで「何をするのか」を具体的に分かりやすく解説していきます。

ステップ1:現状把握
(ローン残高の確認・不動産査定)

まずは、現在の状況を正確な数字で把握することが出発点です。

ローン残高の確認

金融機関から発行される「ローン返済予定表」や「残高証明書」で確認します。手元にない場合は、金融機関に問い合わせて発行を依頼しましょう。

不動産価格の査定

現在の市場でいくらで売れるか、不動産会社に査定を依頼して、正確な価格を把握します。
入居状況や家賃設定によって価格が変動するため、投資用不動産の査定実績が豊富な会社に査定を依頼すると安心です。

オーバーローンか否かの確認

ローン残高と査定価格を比較し、残高が上回っている状態であれば、任意売却が有効な選択肢となります。

ステップ2:不動産会社と共に方針を決定

現状が把握できたら、次は不動産会社と一緒に具体的な戦略を立てます。 任意売却は、金融機関との複雑な交渉が必須となるため、ご自身だけで抱え込まず、専門家と最適な道筋を見つけていきましょう。

相談は投資用不動産の任意売却を扱う
不動産会社へ

投資用不動産特有の事情(入居者対応やサブリース契約など)に精通しており、弁護士や司法書士とも連携しているため、ワンストップでサポートを受けられます。

「誰に相談すればよいか分からない」と迷われた際は、ぜひ弊社「日本不動産投資パートナーズ」の無料相談をご利用ください。現状やご希望をヒアリングさせていただき、お客様にとって最適な解決策をご提案いたします。

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ステップ3:債権者との交渉

債権者(主に金融機関)との交渉は、任意売却の成否を左右する重要なプロセスです。 依頼を受けた不動産会社が、所有者の代理人として債権者と主に以下の3点について交渉します。

  1. 任意売却への同意を得る
  2. 売却価格や販売期間の妥当性を認めてもらう
  3. 配分案(売却代金から諸費用を支払うこと)の合意を得る

任意売却はオーバーローン状態であるため、売却代金はすべて返済に充てる必要があります。
そこから、仲介手数料などの諸費用を支払うためには、抵当権を持つ債権者の特別な許可が不可欠なのです。

特に投資用ローンの場合、金融機関の審査や対応が厳格になる傾向があります。
不動産会社の交渉により「配分案」の合意が得られれば、所有者は手持ち資金から費用を負担することなく手続きを進めることが可能になります。

ステップ4:契約の締結と売却活動の開始

債権者から基本的な合意が得られたら、不動産会社と正式に契約を結び、売却活動をスタートします。

売却活動では、投資家層をターゲットに購入希望者を探します。近隣や入居者に広く知られたくない場合は、インターネットでの公開を限定するなど、プライバシーに配慮した活動も可能です。

ステップ5:購入希望者との売買契約

購入希望者が見つかり、価格や引き渡し条件で合意したら「売買契約」へと進みます。ただし、任意売却には重要な注意点も。

売買契約には「債権者の最終的な合意」が必要

購入希望者と合意しても、最終的な「売却価格」と「代金の配分案」について、債権者の合意が得られなければ契約は有効になりません。
もし、債権者の合意が得られなければ白紙に戻る可能性があるため、不動産会社がしっかりと調整を進めます。

ステップ6:決済・不動産の引き渡し

すべての交渉と契約が整うと、いよいよ最終ステップに移ります。決済日には、購入希望者、不動産の所有者、司法書士、不動産会社の担当者が集まり、以下の流れで一括清算を行います。

① 代金の支払い

購入希望者から所有者指定の口座へ売買代金が支払われます。

② 配分と清算

事前に合意した配分案に基づき、ローンの一括返済、仲介手数料、司法書士への登記費用などが支払われます。

③ 登記手続き

司法書士が法務局で、購入希望者への「所有権移転登記」と、債権者の「抵当権抹消登記」を申請します。
これらの手続きが完了すると、不動産の引き渡しとなり、所有者は投資用不動産の管理や維持費といった負担から解放されます。

なお、売却代金で完済できなかったローン残債がある場合は、決済後に債権者と相談し、今後の生活に合わせた無理のない返済計画(分割返済など)を立てていくことになります。

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投資用不動産の
任意売却にかかる費用

先ほどご紹介しましたが、任意売却にかかる費用の多くは、債権者の合意を得ることで「不動産の売却代金」の中から支払うことが可能です。

しかし、債権者の判断や物件の状況によっては、ご自身でのご負担が必要になるケースもあります。
いざという時に慌てないためにも、まずはどのような費用が発生する可能性があるのか、全体像を一覧表で確認しておきましょう。

費用の種類 金額の目安
仲介手数料 売買価格の3% + 6万円 + 消費税
抵当権抹消
登記費用
数万円程度
印紙税 契約金額に応じた額(数千円〜数万円)
遅延損害金 滞納額と期間による(年利14%前後)

仲介手数料

売却を仲介した不動産会社へ支払う成功報酬です。
金額は宅地建物取引業法で上限(売買価格の3% + 6万円 + 消費税)が定められています。

抵当権抹消登記費用

不動産に設定されている抵当権を消すための費用です。
不動産1つあたり1,000円の「登録免許税」や、「司法書士への報酬」などを合わせた数万円程度が目安となります。

印紙税

売買契約書に収入印紙を貼って国に納める税金です。
売買金額によって税額が変わります(例:5,000万円超〜1億円以下の場合は3万円 ※軽減税率適用時)。

遅延損害金

ローンを滞納している場合に発生するペナルティです。
通常の金利より高く(年14%前後など)、滞納が長引くほど日割りで膨らんでいきます。残債務を減らすためにも早期の解決が重要です。

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投資用不動産の任意売却に
おける4つの注意点

投資用物件の任意売却には、マイホームなどの居住用物件とは異なる特有の注意点があります。
スムーズに手続きを進め、後々のトラブルを防ぐために、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

注意点1:入居者がいる場合

投資用不動産が通常の自宅の任意売却と大幅に異なる点は、入居者がいるということ。
もちろん入居者がいない空室の状態であれば、そのまま任意売却を進めることができます。

しかし、入居者がいる場合には、「オーナーチェンジ」もしくは「退去」の2通りで対応することになります。

基本は「オーナーチェンジ」で進める

新たなマンションのオーナー(買主)に賃貸契約を引き継いでもらう方法です。
この方法であれば入居者の許可は要らず、迷惑もかかりません。投資用不動産の任意売却では、原則としてこのオーナーチェンジを前提に売却活動を進めます。

「退去」には同意と立ち退き料が必要

入居者にいったん退去してもらい、空き物件として売却する方法もあります。しかし、この場合は入居者の同意が必要となり、立退料なども発生してしまいます。
ローン返済が厳しく任意売却を検討している状況下で、多額の立ち退き料を捻出するのは現実的ではないため、特別な事情がない限り避けるべきでしょう。

注意点2:
「サブリース契約(家賃保証)」トラブル

サブリース契約がついている場合、「中途解約不可」であったり「高額な違約金」が設定されていることがあります。そのケースだと、売却の足かせになるケースが少なくありません。

本格的に動く前に、契約内容の精査と専門的な交渉が必須となります。

注意点3:
売却後もローン残債の返済は続く

売却代金でローンを完済しきれなかった分(残債)は、免除されるわけではなく支払い義務が残ります。

ただし、金融機関と交渉することで、生活状況に合わせた無理のない分割返済が認められるケースが一般的です。

注意点4:信用情報への影響と対策

信用情報に事故情報が登録されるタイミングは「任意売却をした時」ではなく、「ローンの返済を数ヶ月滞納した時」です。
既に数か月滞納してしまっている場合は、任意売却であっても競売であっても信用情報には影響が出てしまいます。

しかし、「まだ滞納はしていないが、今後の返済が厳しい」という段階でご相談いただければ、信用情報に傷をつけずに解決できる選択肢が残されている可能性があります。

「来月の支払いができそうにない…」と少しでも不安を感じたら、滞納してしまう前に一度弊社にご相談ください。

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投資用不動産の任意売却に
関するよくある質問

ここでは、投資用不動産の任意売却に関して多くの方が抱える疑問について、専門家の視点から分かりやすくお答えします。

Q. 周囲に知られずに任意売却を進めることはできますか?

A. はい、可能です。弊社は秘密厳守を徹底しています。

競売のように裁判所によって物件情報が一般公開されることはありません。また、弊社から外部へ連絡するようなことは一切ありません。

Q. 任意売却後、ローン残債はどうなりますか?

A. 支払い義務は残りますが、無理のない「分割返済」へと見直すのが一般的です。

売却代金で完済できなかった分は免除されませんが、一括請求されるわけではありません。

専門家が金融機関と交渉し、生活に支障のない範囲での分割返済計画を立て直します。これにより、可能な限り自己破産などの事態を回避できる可能性があります。

Q. 任意売却をすると、新しいローンは組めなくなりますか?

A. 任意売却の手続き自体が、今後のローン審査に直接影響するわけではありません。

既にローンの支払いを数か月滞納してしまっている場合、約5年〜7年間は新たなローンやクレジットカードの作成が難しくなります。
これは「任意売却をしたから」ではなく、「ローンを数か月滞納した事実」が信用情報(ブラックリスト)に登録されるためです(競売になった場合でも同じ影響が出ます)。

ただし、影響は永久に続くものではありません。一定期間が経過して情報が抹消されれば、再び各種ローンの審査に通る可能性は十分にあります。

Q. 複数の投資用不動産を持っている場合、どうすればよいですか?

A. すべてを売却する必要はありません。状況を分析し、戦略的に判断します。

複数の不動産をお持ちの場合、全体のキャッシュフローを見直す絶好の機会です。

  • 赤字を出している「収益性の低い物件」だけを任意売却して手放す
  • 手元に残す「優良物件」の担保価値を、残債務の交渉材料として活用する

状況によりますが、上記のような選択も可能です。権利関係が複雑になりやすいため、複数物件の対応実績が豊富な不動産会社へご相談ください。

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まとめ

本記事では、投資用マンションの相続手続きについて、不動産会社の視点でご紹介いたしました。

投資用不動産のローン返済に行き詰まると、大きな不安を抱えてしまいます。
しかし、問題を先延ばしにせず「任意売却」という選択肢を取ることで、以下のようなメリットを得ながら事態を解決に導くことができます。

  • 最悪の事態(競売)を回避し、市場価格に近い価格で売却できる
  • 周囲に知られず、プライバシーを守りながら手続きできる
  • 売却費用は代金から支払えることがあり、手元資金が少なくても進めやすい
  • 売却後に残ったローンも、無理のない範囲での分割返済を相談できる

任意売却は、ご自身の健全な生活を取り戻し、新たな一歩を踏み出すための戦略です。

迷ったら投資用不動産のプロにご相談を!

ただし、金融機関との交渉や複雑な手続きを一人で進めるのは極めて困難です。一人で抱え込んで状況が悪化してしまう前に、まずは投資用不動産の任意売却に強い不動産会社へご相談ください。

「今の状況で任意売却は可能なのか?」「まずは何から始めればいいのか?」 どんな些細な疑問でも構いません。
皆様の状況に合わせた最適な解決策を一緒に見つけていきましょう。ぜひお気軽に、弊社の無料個別相談をご活用ください。

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